広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ

広汎性発達障害(診断済)のヘッポコな女が、好きな映画(主にホラー、B級、カルト映画)や漫画、ブログカスタマイズ、日々思うこと等を綴る雑多なブログです。

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罪を憎んでロリコンを憎まず【その他ゴーストワールド、探偵小説、ホラー、責め絵、無残絵について少し】

創作物は犯罪の抑止力になる?

もうずいぶん前のことなのですが、Amazonがクレームを受けたことにより、あるロリコン漫画雑誌を取り扱わなくなった、というニュースを目にしました。

そういう話題を目にするたび、私は「Ghost World」という漫画のことを思い出します。

この中に、CGで作った幼女の写真をやり取りする場面があります。
その時、客であるロリコン男性は下記のようなことを口にします。

こういう写真があってよかった。
誰のことも傷付けずに済むから……。
Daniel Clowes「Ghost World

昔流行した「探偵小説」にも同じような説があった

大正~昭和にかけて、江戸川乱歩の小説をはじめとする「探偵小説」というものが流行していたそうです。

探偵小説は現代で言う所の推理小説よりだいぶ幅が広く、推理要素がほとんどない怪奇・犯罪小説や、変態心理を題材にした小説なども含まれていました(変格探偵小説)。

そして変格探偵小説の代表作家の一人である夢野久作(著書に「ドグラ・マグラ」など)は、探偵小説に関してこんな説がある、ということをエッセイで述べています。

ある人は探偵小説を一つの精神的な瀉血だと説明している。(中略)
そこから迸り出る血が黒ければ黒いほど気持がよくて、毒々しければ毒々しいほど愉快なのだ。
だから探偵小説の読者は皆善人なのだ。
夢野久作探偵小説の正体

これも、探偵小説を読むことでスッキリするから、現実では善人なのだ、という説のように読めます。

また、責め絵師として有名な伊藤晴雨を題材にした団鬼六伊藤晴雨物語」には、

先生は、この趣味を持つ人々が、犯罪に脱線することのないよう警戒する意味で、責め絵を描かれている、そんな風に考える時があります 団鬼六伊藤晴雨物語

という台詞が出て来ます。

大体の人が恐らく現実には興味がない

ところで、初期の短編小説の傑作の多くが変格探偵小説である江戸川乱歩は、下記のような文章を書いています。

実際上の出来事にかつて興味を覚えたることなし、(中略)
大蘇芳年の無残絵は好きだけれど、本当の血には興味がない。
犯罪現場の写真なんていうものには、ただ嘔吐を催すのみである。
江戸川乱歩「幻影の城主」


大蘇芳年……月岡芳年。浮世絵師。無残絵で有名。

私も変格探偵小説やホラー映画や無残絵が大好きですが、スナッフフィルムには全く興味がありません。
作り物臭プンプンのホラー映画が好きです。

やる人は何も観ていなくても読んでいなくてもやる

大体のロリコンやホラーファンは、乱歩のように、現実にどうこうしたいという願望を持っていないのではないかと思います。

純粋にただの趣味として楽しんでいる人のためにも、また、少数の「現実にどうこうしたいという願望を持っている人」が実際の犯罪に手を染めないためにもロリコン漫画雑誌やホラー映画などは規制しない方がいいのではないでしょうか。

こういう漫画や小説や映画が犯罪を助長するのでは? という意見もありそうですが、恐らくやる人は何も観ていなくても読んでいなくてもやります(11歳で殺人を犯したメアリー・ベルのように)。

なぜだかそういう風に生まれついた

犯罪者もロリコンもホラーファンも責め絵好きも、なろうと思ってなる人は恐らくいません。
なぜだかそういう風に生まれついてしまったのです。

そうは言っても、実際に犯罪を犯した人はやはり厳しく罰されるか、隔離されるべきだと思います。
一番いいのは、犯罪を未然に防ぐことですが……。

私も小学生の頃に電車で痴漢に遭ったことがあり、ものすごく怖い思いをしたので、実際の犯罪者はやはり許せないです。

しかし自分がいつの間にか物騒なものばかり好んで観たり読んだりするようになって、マイノリティなものや人にシンパシーを覚えるようになりました。

そして今は、

罪を憎んでロリコンを憎まず

という風に考えています。

映画「ゴーストワールド

ちなみに、一番上で紹介した「ゴーストワールド」は映画化されています。

主演はソーラ・バーチ
また、今では色っぽい女優として名高いスカーレット・ヨハンソンも出演しています(若いですがこの頃から声が渋い)。

私はまず先に映画を観て、それが面白かったので原作の漫画を買ったのですが、洋書なので読むのがすごく大変でした。
英語の勉強にもなるかな、なんて思ったのですが、難しすぎて全然ならなかったです。。。

映画の謎が原作を読めば分かるかなァという目的もあったのですが、それは漫画でも謎のまま……。
でも絵がかわいいので、眺めているだけでも楽しいです(ロリコンのくだりは映画にはないですし)。

映画も原作も、現代でいう所の「厨二病」っぽい感じがよく表現されていて、思春期を悶々として過ごした方はキュンとくるかもしれません。
ご興味がある方は観たり読んだりしてみてはいかがでしょうか。


ゴーストワールド [ スカーレット・ヨハンソン ]


Ghost World [ Daniel Clowes ]

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